只今空いた時間をみつけては2DキャラクターのCG制作を行っています。モデリングテーマは「ボーカロイドイメージキャラクター CUL(カル)」です。なぜボーカロイドで有名な初音ミクではなくてCULなのかは置いておきまして、とにかくやるっきゃないの精神でCG制作作業を進めています。最終的にはMMDモデルデータ化してプロモーションビデオ、映像制作等に使用する予定です。
キャラクターのCGモデリングをするにあたって、まずは、CGモデリングするキャラクターの情報がないとモデリングが進みません。自身でデザインやイラストを描いているならある程度キャラクターの3次元情報等は頭の中に入っていて作業しやすいのですが、他のイラストレーターやデザイナーが担当されているとなると話は変わります。最低でも正面、側面、背面のデザインがはほしいところです。
キャラクター「CUL(カル)」について調べる
まずは、キャラクターについて調べました。ボーカロイドイメージキャラクターCULとは何者なのでしょうか。
CULは、地上波初のボーカロイドをテーマとして制作されたテレビ番組「VOCAREVO Revolution」内のオリジナルイメージキャラクターのようです。デザインとテレビ番組内で使用されたMMD、3Dモデル制作は、Lat式MMDモデルで有名なLatさん<Latさんのウェブサイト>です。Lat式初音ミクはMMDファンなら一度は見たことがあるCGモデルかと思います。
YAMAHAのVOCALOID3としてもCULはイメージキャラクターを勤めており、「魔法少女まどか☆マギカ」の美樹さやか役等を担当した声優、喜多村英梨さんの声がベースとなっているようです。VOCALOID化が決定される前はVY1が声を担当。
キャラクターのコンセプトは、テレビ番組「VOCALO Revolution」を手がけた番組プロデューサーのヒロトPさんによるもので、ネーミングは「Culture(カルチャー)」に由来して「カル」となったようです。身長157cm、16歳で赤い髪が特徴的です。赤だけかと思ったら黒ベースのCULもいるようです。
キャラクターのコンセプト的なものはかなり謎の多いキャラクターで、あくまで番組中のPVに登場するためのオリジナルイメージキャラクターというイメージが強い感じです。これで画像検索や公式サイトからCULに関するイラストや画像、情報等を集め終わりました。
キャラクターモデリングをする前に
当たり前では有りますが、CULは私のオリジナルデザインキャラクターではありませんので、キャラクター使用に関しては使用条件等を確認しなくてはなりません。ファンアートの位置づけもあるかと思いますが、キャラクター使用に関するガイドラインはチェックしなくてはなりません。
CULのキャラクター使用に関して簡単にまとめます。まず、株式会社インターネット社がCULのガイドラインを定めています。同社の使用許諾は、非商用に限り個人、または同人サークルが本キャラクター、並びに本キャラクターの二次創作物を公開、配布することはOK!ただし、キャラクターのイメージを損なうような表現はNG!他人の権利を侵害するような行為もダメ! その他の事項については今回問題なさそうなので割愛。
ひとまず、イメージがを公式ページから探してきましたが、CG制作に使えそうないい感じのイメージ画像がない。Photoshopでキャラクター画像を参考に正面図と側面図を簡単に描きました。パッケージのデザインが少し下向いてる感じがしたのでその辺りを補正しつつ、目のイメージはなるべくおかしくならないように調整。
ガイドイメージがこれで出来ました。後はこれを元にCG制作作業を進めていくだけです。
© 株式会社インターネット 本記事ではキャラクター名称やイラスト等の一部を引用、紹介しています。
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