少し前から自転車のペダルからカチカチという異音がしていたと思ったら自転車のペダルが大きく大破してしました。壊れた自転車のペダル交換修理を自分で行ってみたのでその方法をまとめておきます。
はじめてやりましたが長くても20分もあれば終わります。ちなみに、普通の自転車の場合、専門店では500円程度からペダル交換を行ってくれます。ペダル代は別。自転車の持ち込み、工賃等考えれば自分でやったほうが安くて楽です。
自転車ペダル交換修理に必要なもの
自転車ペダル交換は、交換用のペダルはもちろんのこと普通に購入できるいくつかの工具類などが必要です。今回はすべてAmazonで調達しています。
ペダルが壊れてから1週間近く片側のペダルだけ棒の上に乗ったような状態でこぎ続けていましたが、バランスを崩しやすいのでペダルから異音などを感じたら早めに交換することをおすすめします。
– 工具: KENOH モンキーレンチ 200mm
– グリス: FINISH LINE(フィニッシュライン) プレミアムテフロングリス 100g TOS07600
※モンキーレンチではなく自転車ペダル用のレンチの購入をおすすめします。クランクとペダルの隙間に入らない場合があります。
自転車ペダルには2種類ある
壊れたペダルは黒のナイロン製だったためかパーツの薄いところに衝撃が加わりそこからひび割れて壊れてしまったようです。
そこで安易な考えですが、アルミニウムで出来た金属製のペダルを選びました。はじめから取り付けられていた自転車ペダルがWellgo(ウエルゴ)社のものだったので、交換用のペダルもWellgo社製のものを購入。
購入前に調べたのですが、自転車ペダルのネジサイズには2タイプあります。わかりやすく分類すると普通の価格帯の自転車、めっちゃ高い自転車の2つです。
僕の自転車はどうやら普通の価格帯の自転車に分類されるようで9/16インチのネジ切りが使われている自転車でした。もうひとつは1/2インチのネジ切りタイプです。
9/16インチは、大人用自転車、一輪車、ロードバイク、マウンテンバイク等、その辺りの駐輪場に駐輪されている自転車のほとんどが9/16インチのネジタイプのペダルです。
ネジサイズさえ合っていれば、お気に入りのママチャリにマウンテンバイク用のかっこいい自転車ペダルを取り付けて、他のママチャリと差をつけることもできます。
自転車ペダル交換用工具は普通に購入できるが特殊
自転車ペダルの選定が終わったら工具を選びます。自転車ペダル交換用の工具は普通に購入できるのですが、これまたサイズが特殊です。15mmのレンチが必要になります。
この15mmのレンチは自転車の修理メンテナンス用と言ってもいいほど特殊なサイズなので、DIYセット的なものには含まれていないことが多いです。ペダル用レンチというものも出ているのでそれを購入したほうが間違いありません。
僕はよくばってレンチの幅を調整できるモンキーレンチを購入しましたが、これが大失敗でした。
ペダルのボルト幅には合わせることができましたが、クランクとペダルの距離が近かった為、購入したモンキーレンチでは隙間に入らずうまくボルトを回すことができませんでした。結局、自宅にあった別のモンキーレンチ、少し薄いタイプを使い何とかペダルを外すことに成功。
工具と一緒に紹介してしまいますが、自転車用ペダルの取り付けにはネジのすべりやかみ合わせをよくするためにグリスが必要です。結構、自転車のペダルは雑なつくりが多く、無理にボルトを締め付けるとパーツが傷んでしまいます。スプレータイプの潤滑油などでも代用できるのでどちらか用意しておくといいです。交換用ペダル、クランク側のネジ部分に塗るなどしてからレンチで固定していきます。
まとめ
自転車のペダルから異音がなりはじめ棒だけになってしまったときはどうなる事かと思いましたが、普通に自分でペダルの交換ができました。工具の選択を間違わなければ比較的簡単に自転車ペダルの取り付け、取り外しが行えます。
ただし、自転車は自動車の部類ですので、自身で取り付けたパーツ等で事故や怪我をしないよう注意を払う必要があります。定期メンテナンスもお忘れなく。
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