静岡のお茶のヒーロー「茶神888(さじん・ハチジュウハチヤー)」のプロモーションビデオである「World of Tea Vol.4」の映像制作メイキング公開していきます。
メイキング1回目は、今作からOPに挿入された茶神888のロゴアニメーションの制作メイキングです。3Dのロゴがシンプルにアニメーションする映像です。会社のプロモーション用映像のオープニングで使えばとにかく目立ちます。
World of Tea Vol.4の本編映像は、「茶神888(さじん・ハチジュウハチヤー) PV 「World of Tea Vol4」の映像制作を行いました」からご覧ください。
今回、この3Dロゴアニメーション映像を作成するにあたり、使用したソフトウェア、プラグインはAutodesk Maya(オートデスク マヤ)、Adobe After Effects(アドビ アフターエフェクツ)、そして、After Effectsの有償プラグインであるVideo Copilot社のElements 3D(エレメンツ スリーディー)です。
ロゴを3D立体化する
まずは、素材となるロゴを3DCGソフトウェアであるAutodesk Mayaでモデリングします。プリミティブオブジェクトだけで表現できるようなシンプルなロゴなのですばやく作業します。モデリングが終わったらElements 3Dで扱えるモデルデータで出力します。
ポリゴン出力をするので今回のように円、曲線の多いロゴの場合は、出力する映像サイズに合わせてポリゴン数を上げてます。きれいな曲線になるまでスムーズをかけてから出力すればOKです。
モデリングできるソフトウェアで、obj形式かc4d形式で出力できれば問題ありません。近頃では、Photoshopでもパスから3Dモデリングできてしまいます。
通常はMayaでアニメーション付けをして静止画の連番ファイルか、映像データをレンダリングするのですが、今回はAfter EffectsとElements 3Dを使用してアニメーション付けをします。
3DデータをAfter Effectsに読み込む
モデリングし出力したデータをAfter Effectsに読み込みます。今回は、After Effects上で3D立体データを扱うためにVideo Copilot社のElements 3Dを使用しています。
平面レイヤーを作成し、プラグインからElements 3Dを適応します。
Elements 3Dでロゴの質感を設定する
読み込んだ3Dオブジェクトに質感設定を行います。さらにリアルな質感になるようAOとENVIORENTをONにします。ライティングの関係で真正面からの画では金色っぽく見えていませんが、これは金色です。
アニメーション付け、レンダリング
最後にアニメーション付けとレンダリングを行います。今回はくるくるとロゴが回るアニメーションを数秒間つけました。ループアニメーションになるようにAfter Effectsでキーフレーム、アニメーション付けします。
ロゴをキラキラ光らせてみる
ゴールドの輝き、キラキラ間をさらにアップするためにWorld of Tea Vol.4のOPでは、After EffectsのプラグインTrapcode Starglowを適応しています。Starglowは、ハイライト部分をきれいに発光させるグロー系のプラグインです。
まとめ
3DCGソフトでアニメーション、レンダリングするのではなく、After Effectsでアニメーション付け、レンダリングを行うことで制作時間短縮になります。
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