Kinectで3DCGスキャンしてので、テストというかその感想。モデリングよ楽になれと思って始めた3Dスキャニングです。
もともとKInectはXBoxのゲーム用のデバイスなんでスキャンできる精度はあまりよくないです。人間程度のものであればガイドや素体としては使えそうですけど。
まずは、Kinectを使って3Dスキャンするときの注意事項というかお約束事をまとめました。
Kinectで3Dスキャンするときの注意事項
- 小さいものはスキャンできない
- 透過するのもは苦手
- 鏡面反射するものはNG
小さいものはスキャンできない
スキャンできる距離も40cm程度距離が必要なので、フィギュアとか小さいものには向いていません。一応スキャンできるにはできますが、ほとんど形状がわからない。本当にざっくりといった感じです。
3~4cmのものや1cmを切るサイズのもの、細かったり薄かったりするとさらに精度は落ちます。
透過するものは苦手
半透明なプラスチック容器で試しました。中身が詰まっている部分に関してはスキャンできるものの、中身がない部分は形状がゆがんでしまいました。
試してはいませんが、色の付いた液体などをいっぱいにすればうまくスキャンできるかもしれません。
鏡面反射するものはNG
鏡のようなものは基本的にスキャニングできません。すっぽりとその部分だけが抜け落ちました。ただし、円柱のようなものや多少にごっている上体の金属などであればある程度スキャンすることに成功しました。
3Dスキャンソフトの比較
体験版などを用いてKinect対応の3Dスキャンソフトを試しました。エラーの出にくさ、スキャンの精度はソフトウェア毎に微妙にことなりますが、上記の仕様に関してはほぼ同じような状態です。
3Dスキャンしたイメージとしては、スキャンしたいものの上にもっさりとホコリや雪が積もったような状態でスキャンできます。Kinectの性能の問題なので、次世代のKinectか、専用スキャナで精度の問題は改善できます。
以前試した、画像から立体モデルを起こすPhotoscanで対応しきれないものをカバーできそうな感じではあります。どちらも完全に鏡面反射するものはNGではありますが・・・。移りこみが問題なので、背景をうまくすればクリアできそうな感じですが、個人がやるには難しいでしょうね。
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