Adobe PhotoshopのドキュメントデータPSDデータが開けない場合の対処方法をまとめます。短納期な時ほどこういうトラブルは起きるものですね。
本記事で紹介する手法を試す場合、データのバックアップは必ず取ってから試しましょう。最悪の場合、オリジナルデータを破損する可能性があります。
PSDデータが開けない場合
PSDデータが開けない場合にはいくつかの条件があります。ここでは私が見つけたものをまとめ、それぞれ対処方法を記載します。
PSDデータが開けない条件と対処方法一覧
条件 | 対処 | 備考 |
「要求された操作を完了できません。有効な Photoshop ドキュメントではありません。」とメッセージが表示される。 | 1.メッセージが表示される前に出力した静止画データ(PNG等)の拡張子をPSDにすると復元できることがあります。異常に大きな静止画の場合、この可能性が高いです。 2.「名前を付けて保存」時に拡張子と保存形式の不一致だった可能性があります。開けないPSDの拡張子を別の拡張子に書き換えると開ける可能性が高いです。例: TIFFにするなど | Photoshop CC以降のバージョンで発生することが多いようです。 |
「要求された操作を完了できません。プログラムエラーです 」とメッセージ表示される。 | 対象方法調査中。 |
これから解説する対処方法で復元、改善がみられない場合は、以下の方法で解決する場合があります。
- Photoshopのバージョンを変えてみる。
例: CCからCS6に変えてPSDデータが開くか試す。 - PC環境を変えてみる。
例:ハイスペック環境PCでPSDデータが開くか試す。 - OS環境を変えてみる。
例:Windows OSユーザーはMac OSのPhotoshopでPSDデータが開くか試す。 - 他の互換ソフトウェアを試してみる。
例:Adobe Photoshop Element、GIMP、Affinity Photo等 - データ復元ソフトウェアで少し前の作業データに復元する。
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