After Effectsから動画を書き出す方法

Adobe After Effectsから動画データを書き出す方法を解説します。After Effectsで作成したコンポジションをレンダーキューに送りレンダリング（動画の書き出し）します。

前提: Adobe After Effectsで作成したコンポジションのあるAfter Effectsのプロジェクトファイルがある前提で解説をすすめます。After Effectsで動画やアニメーションを作成する方法は解説しません。

After Effectsで作成したコンポジション（動画）を書き出す方法には大きく2つの手法があります。1つ目がAfter Effectsのレンダーキューを使用する方法、2つ目がAdobe Media Encoderを使用する方法です。

After Effectsのレンダーキューから動画を書き出す方法

本手順で動画の書き出しするとAVI形式の動画データが出力されます。

1. After Effectsのプロジェクトファイル（.AEP）を開きます。
2. プロジェクトパネルから書き出したいコンポジションを選択し、開きます。
3. After Effectsのメニューバーから「コンポジション(C) > レンダーキューに追加(A)」を選択する。（ショートカットキー Ctrl + M）「レンダーキュー」パネルが開きます。
4. 「レンダーキュー」パネルの右上の「レンダリング」ボタンを押します。
5. 動画データが書き出されます。

Adobe Media Encoderのキューから動画を書き出す方法

本手順で動画の書き出しするとMP4形式の動画データが出力されます。

1. After Effectsのプロジェクトファイル（.AEP）を開きます。
2. プロジェクトパネルから書き出したいコンポジションを選択し、開きます。
3. After Effectsのメニューバーから「コンポジション(C) > Adobe Media Encoder キューに追加…」を選択する。（ショートカットキー Ctrl + Alt + M）Adobe Media Encoderが起動します。※起動に時間がかかる場合があります。
4. Adobe Media Encoder パネル右上の緑色の三角形ボタンを押します。
5. 動画データが書き出されます。

After Effectsのコンポジションを動画データとして書き出す2つの方法を解説しました。今回解説した動画データ形式を出力する方法は別ページを参照してください。また、After Effectsから出力できるおすすめのデータ形式は以下を参照してください。

After Effectsから映像を書き出す際のおすすめレンダリング設定