Adobe After Effectsを複数起動する方法を解説します。この方法を実践するとAfter Effectsを2つ以上起動して平行作業することができるようになります。複数起動したAfter Effects間ではキーフレームのコピーペーストもできるようになります。
After Effectsを複数起動する方法
- スタートメニューのAdobe After Effectsのショートカットアイコンを右クリックしてプロパティを開きます。
Windows 10の場合は “C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs” フォルダからAdobe After Effectsのショートカットアイコンを選択してプロパティを開いてください。 - [リンク先(T):]のアドレスの末尾に[ -m]を追記して[OK]ボタンを押します。
Adobe After Effects CC2019の場合は [“C:\Program Files\Adobe\Adobe After Effects CC 2019\Support Files\AfterFX.exe” -m]の様に入力します。 - [-m]を追記したショートカットを実行するとAfter Effectsを複数起動できるようになります。
複数起動をキャンセルしたい場合は、2.で追記した [-m]を ショートカットの[リンク先(T):]から削除します。
After Effectsを複数起動するメリット・デメリット
After Effectsを複数起動すると次のメリットとデメリットが発生します。
複数起動するメリット
- 他クリエイターが作成したキーフレームの間隔を見るのに便利!
- 複数起動したAfter Effects間でキーフレームのコピーペーストが簡単にできる!
※素材のコピーペーストは無理です。素材リンクはうまくコピーできません。
複数起動するデメリット
- パソコン処理が重たくなる場合があります。※パソコンのスペックによる
まとめ
- After Effectsの実行ショートカットーのプロパティの [リンク先(T):] アドレスの末尾に[ -m]を追記 する。
- 複数起動をキャンセルしたい場合は、[-m]をアドレスの末尾から削除する。
After Effectsを複数起動するとキーフレームのコピーペーストなど作業効率になる場合もありますが、マシンスペックが低い場合、パソコンの動作が重たくなります。
その場合は、「Aftet Effectsで選択したコンポジションだけ抽出、保存する方法」 でコンポジションを抽出、保存した後でインポートするとよいです。繁盛期や締め切り前はぐちゃぐちゃになりがちなAEPファイルをすっきりできます。
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