After Effectsに標準搭載されているCycore社のサードパーティ製プラグインの「CC Particle World」エフェクトのパラメーターを日本語翻訳してみました。各パラメーターの日本語訳とそのパラメーターがどんなものなのかも補足説明してあります。
After Effectsに標準搭載されているシュミレーション系パーティクルエフェクト「CC Partilce World」を使用する際に参考にしてください。
CC Particle WorldのパラメーターはAdobe After Effects CC 2014に表記されているものを上から順に日本語翻訳しています。
※只今、翻訳中
CC Particle World パラメーター日本語翻訳
Grid & Guides (グリッドとガイド)
Grid & Guidesの項目は、パーティクルを生成する為に参考となるグリッドやガイドをコンポジション内に表示します。通常、グリッドやガイドを表示したまま映像の書き出し、レンダリングを行ってもグリッド、ガイドは描画されません。また、グリッド、ガイドはエフェクトパネル上から「CC Partilce World」エフェクトを選択した場合のみコンポジション上に表示されます。
- Position (パーティクル生成開始点の位置):
パーティクル生成開始点(Producer)の位置を表示します。チェックで表示、チェックなしで非表示になります。 -
Radius (パーティクル生成開始点の半径):
パーティクル生成開始点(Producer)の半径を表示します。チェックで表示、チェックなしで非表示になります。 -
Motion Path(パーティクル生成開始点のモーションパス):
パーティクル生成開始点(Producer)のアニメーションの軌跡を表示します。パーティクル生成開始点(Producer)にキーフレームアニメ―ションが追加されている時のみ表示されます。チェックで表示、チェックなしで非表示になります。 -
Motion Path Frames(モーションパスの表示フレーム数):
パーティクル生成開始点(Producer)のアニメーション軌跡の長さを変更します。数値が大きければより広時間に渡ってアニメーションの流れ、軌跡を確認できます。Motion Path(モーションパス)が有効時のみ表示されます。 -
Grid (グリッドの表示/非表示):
CC Particle Worldの基準となるグリッド(地面)を表示します。チェックで表示、チェックなしで非表示になります。 -
Grid Position (グリッド位置):
グリッドの表示位置種類を変更できます。「Floor」、「Producer」、「World」の3パターンから選べます。 -
Grid Axis(グリッドの基準軸):
グリッド表示の基準となる軸を変更できます。「X Axis(X軸)」、「Y Axis(Y軸)」、「Z Axis(Z軸)」の3パターンから選べます。「Grid Position(グリッド位置)が「Floor」の場合は、軸を変更できません。 -
Grid Subdivisions (グリッドの間隔):
グリッドの表示間隔を変更できます。数値を小さくすればグリッドが間隔が広くなり、数値を大きくすればグリッドの間隔が狭く、細かくなります。 -
Grid Size (グリッドの大きさ):
グリッドの大きさを変更します。 -
Horizon(水平線):
CC Particle Worldエフェクトで生成される3D空間内の水平線を表示します。チェックで表示、チェックなしで非表示になります。 -
Axis Box (プレビュー座標軸):
表示しているコンポジションの座標軸を変更します。コンポジション左上のボックスを動かすことでプレビューできる角度が変更できます。チェックで表示、チェックなしで非表示になります。
Barth Rate (パーティクル生成量)
パーティクルの生成量を変更します。数値を大きくすれば密度が高く、より多くのパーティクルを生成し、数値を小さくすればパーティクルの生成量は少なくなります。数値を上げすぎるとパーティクルの描画に時間がかかります。
Longevity (sec) (パーティクル寿命)
生成するパーティクルの寿命を秒単位で設定します。このパラメータにはキーフレームを打つことはできません。
パーティクルの寿命を制限するには、Particle -> Opacity Map(不透明度マップ)を調整して寿命を制限します。
Producer (パーティクル生成点)
パーティクルを生成点を制御するパラメーター群です。CC Particle WorldではProducerという表現ですが、他のParticle生成系エフェクトではEmitter(パーティクル放出点)という場合が多いです。
Radius(半径)を拡張することで、点だけでなく、線、面、空間的にパーティクルを生成することができます。
- Position X (X座標位置):
パーティクル生成点のX座標位置を設定します。横移動。 -
Position Y (Y座標位置):
パーティクル生成点のY座標位置を設定します。縦移動。 -
Position Z (Z座標位置):
パーティクル生成点のZ座標位置を設定します。奥行。 -
Radius X (X軸の半径):
パーティクル生成点のX軸半径を設定します。横に伸縮。 -
Radius Y (Y軸の半径):
パーティクル生成点のY軸半径を設定します。縦に伸縮。 -
Radius Z (Z軸の半径):
パーティクル生成点のZ軸半径を設定します。前後に伸縮。
Physics (物理演算)
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Animation (アニメーション):
パーティクルのアニメーションタイプを設定します。いくつかのアニメーションセットをプルダウンメニューから選択できます。目的にあったアニメーションセットを選択します。- Explosive (爆発):
全方向にパーティクルがランダムに拡散します。 -
Direction Axis (軸方向):
設定した軸方向に向かってパーティクルが移動します。 -
Cone Axis (円錐軸):
設定した軸方向に向かってパーティクルを放出します。Direction Axis(軸方向)と似ていますが、パーティクルが移動するにつれてだんだんと拡散していきます。 -
Viscouse (?):
※時代遅れのアニメーションオプションです。このオプションは次期バージョンでサポートされなくなります。別のアニメーションオプションを使用するようにしましょう。 -
Twirl (渦巻き):
中心から放射上に広がる渦状(なると状)にパーティクルを放射します。 -
Twirly (回転):
中心から徐々にパーティクルが大きくなって渦上に広がります。Twirlと異なり、円柱上の渦を維持します。 -
Vortex (頂点):
竜巻状にパーティクルが下から上へと渦を巻き回転しながら放出します。 -
Fire (炎):
軽く渦を巻きながらパーティクルが上昇していきます。上昇するにつれて回転は無くなり直線的な上昇移動になります。 -
Jet Sideways (放出):
スプリンクラーから放出される水の様にドーム状にパーティクルを放出します。 -
Fractal Omni (フラクタル):
Explosiveの拡散具合にランダム感が付いた様なパーティクルを放出します。フラクタルモデルによって拡散具合は変化します。
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Fractal Uni (フラクタル単位):
Cone Axis (円錐軸)の拡散具合にランダム感が付いた様なパーティクルを放出します。フラクタルモデルによって拡散具合は変化します。
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- Explosive (爆発):
参考: //cycorefx.com/dloads_ccfx.php
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